​         7.19(日)

双方形シネマにて上映予定!

       

   活だ。「年金」の支払日にお財布を見たらは空っぽで、DVDを売ってどうにか支払って、割引になった食材を買っては節約の毎日。そんな佳代は「年金」暮らしの父と二人暮らしをしている。汗水流して働いて、父親の食べるご飯も作って。それなのに一日中家にる父親に料理の文句を言われてしまう。居場所がない佳代家を飛び出しロープウェイに乗って…。なんとなくある「普通」を追いかけて、でもその「普通」はもう存在しなくって、挫折して。そんな佳代がロープウェイで「知らない誰か」と出会い、自分の生きている外の世界に触れる。

   テル清掃とチラシ配達のバイトを掛け持ちしている佳代。低賃金で働く佳代は毎日ギリギリの生

 

コメント

世界の見え方が変わって、恋をした

「普通」じゃない

「普通」を追いかけて、 挫折して

    が汗水を垂らし労働する。気骨ありげなヒロインが美しく見えた。「団塊の世代」と「若者」との意識のギャップや、「年金制度」への言及があるのも面白い。家を飛び出した主人公だが、上昇するロープウェイに乗って視界が開ける、すると世界の見え方が変わる。恋愛が生じる。すかさずラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』のバージョン違いで二段階の畳み掛け……という流れはとても映画的だと思ったし、ちょっと泣いてしまった。多様な視点のあり方を提示するのは映画の重要な役割の一つだと思う。

​い

   っけんして、主人公の立ち姿に潔さを感じた。この映画の人々は現実的に貧困なので、様々な世代

 -千木良 悠子(演出家/作家「猫殺しマギー」

           「だれでも一度は、処女だった。」)

 

メッセ|ジ

未来が見えなくたって、 恋をしてる時だけは忘れられる

    が出来たけど、今はもうただの幻想なのにそれに気づかず追っかけて。ロックミュージシャンよりスポーツ選手より普通でいることが一番難しいことなのではないでしょうか。男らしくとか、女らしくとか、普通とか、恥ずかしくないようにとか。そんな固定観念に縛られて身動き取れなくなっちゃった人を解きほぐせるような映画を目指して作りました。見た目や決められた価値観にとらわれず、自分の考えで選択したことが幸せであって欲しい。例え未来が見えなくたって、普通じゃなくたって、知らない誰かと出会って、世界の見方が変わって、恋をして。未来が見えなくたって、恋をしてる時だけは忘れられるから。

​終

   身雇用」や「マイホーム」「専業主婦」に「結婚」。かつては普通に成り立って追いかけること

                                   – 知多良(監督)

 
 

CAST

寺坂

光恵

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東京都出身。以前は事務所に所属していたが、現在はフリーで活動。ダンスを中心に活動していた時期もある。代表作には『真夏の夢』(松本花奈監督)、『Wasted eggs』(川崎僚監督)、そしてこの『ロープウェイ』がある。特技は、タップダンスとドラム。リズム感には自信があるらしい。ターニングポイント映画は『RENT』。趣味は手芸。3日間くらい家から一歩も出なくても平気なほど家が好き。

佳代

折田侑駿

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文筆家。1990年生まれ。主な守備範囲は、映画、演劇、文学、服飾、酒場など。映画の劇場パンフレットなどに多数寄稿。映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。

​佑樹

STAFF

​脚本・監督

知多 良

1988年東京生まれ、埼玉育ち。早稲田大学川口芸術学校卒業。ニューシネマワークショップ卒業。小さい頃から女友達が多く、男からは「女々しい、男らしくない」 と嘲笑されながら育ったので、既存の日本の男らしさや女らしさをずらすような、反転させるような、そんな映画を目指して恋愛映画を撮っている。監督作『前世、河童』でフランスの映画祭に行き朝からワインを飲むことを覚える。

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出演:寺坂光恵 折田侑駿 森川陽月 豊村和子 岬ミレホ 根矢涼香 山下一世 岡田和也     小畑みなみ   

脚本・監督:知多 良 撮影:菊池祥太 録音:渡辺太一郎 助監督:松原良平  2017年  |   18分 | カラー | HD

©️2019 Chita Ryo